ソラニン

 

 

例えばゆるい幸せがダラッと続いたとする。きっと悪い種が芽を出して、もうさよならなんだ。

 

悪い種が芽を出したようだ。

 

ダラッと続いた、間違いなく幸せだった生活に。

 

時の流れはやっぱり悲しい。

 

好きだったものが好きじゃなくなって

確かだと思っていたものが確かじゃなくなる。

 

でもさ、それが人間ってもんなんだよね。

 

別れは常だよ。

 

至る所に君の形跡が散らばっていて、きっとそれを完全に消し去るのにはかなり時間がかかるんだろうなぁ。

 

なんてさ、こんなちっぽけな別れ、世界中にもうみんな飽き飽きするほど存在してるんだから、本当は何も気にしなくていいのにさ。

 

辛い、悲しい、悔しい。

 

後悔。

でもきっとさ、あの時ああしていてもこうしていても、結果はきっと変わらなかったんだろうな。

 

未熟な私と君。

 

そんな2人の、ダラッと続いた3年間だったのかな。

 

 

 

背景、君。

 

 

感謝しかないよ。ありがとう。